『OK ON GOLF』は株式会社ディオントーキョーが日本総販売代理店を務める、シミュレーションゴルフ機器です。
「ゴルフ関係者が選ぶゴルフシミュレーター部門」で第一位に輝いた実績もあり、日本での信頼と実績のあるシミュレーターです。
『OK ON GOLF』は店舗だけでなく、個人宅やゴルフスクールでも積極的に導入を進めており、今非常に人気と勢いのあるシミュレーターです。
では、今回はこの『OK ON GOLF』について、その特徴やシミュレーターの種類等を詳しく解説していきます。
これからシミュレーターの導入や、体験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
OK ON GOLFの機種は全部で3種類
OK ON GOLFには3種類の機種があります。
・OK ON GOLFの技術が集結したプロも認める測定器【TYPE-S】
・初心者・中級者向けのラウンドプレー中心【TYPE-R】
・練習専用機として開発された価格を抑えた高性能モデル【TYPE-D】
それぞれのシミュレーターにはどんな特徴や機能があるのかご紹介します。
TYPE-S
まず紹介するのは「TYPE-S」です。
こちらは、天井に6台ものハイスピードカメラセンサーを搭載し、業界最高性能の測定を行うことができます。
特徴は、99%以上の正確性を誇る弾道の再現率と、打球の画面表示が約0.1秒というラグの少なさです。これにより、よりリアルなシミュレーターゴルフを体験することができます。
また、シミュレーター搭載のコースが150を超えており、世界中の豊富なコース数を回ることができます。
天井にセンサーがあるため、左右どちらの打席からでも打つことができる点も、レフティーには嬉しい仕様です。ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ハイスピードカメラセンサーで99%以上の打球再現率
天井に設置された6台のハイスピードカメラセンサーによって、打球のスピン量や打出角度などを正確に計測することで、リアルな弾道を再現しています。
その計測精度は非常に高く、打球の再現率は99%以上となっています。
従来の機種では、クラブのヘッドや軌道、赤外線センサーの情報から予測しているため、ボールのスピン量を正確に測ることができず、再現率が85~90%程度となっていました。
しかし、TYPE-Sでは最新の技術で、ほとんどリアルな打球と変わらない軌道をスクリーンに表示することができます。
わずが0.1秒でスクリーンに表示
TYPE-Sに搭載されているちゅこうそくカメラで1秒間に20,000コマの計測が可能です。
そのため、打球のスピン量は0.05秒で計測され、0.1秒でスクリーンに映し出すことができます。
男子トッププロの打球速度であっても瞬時に計測して0.1秒でスクリーンに反映することができるため、ほとんど誤差は生じないと言えます。
スクリーンに映るまでのちょっとした違和感が軽減されることで、よりストレスなくリアルなシミュレーションゴルフをプレーすることができます。
搭載コースは国内外合わせて150以上
全米オープンで使用されるぺビルビーチや、マスターズで使用されるオーガスタナショナルなど世界有数のゴルフコース150以上を体験することができます。
グラフィックエンジンにはハリウッドでも使用される3Dグラフィック技法「スピードツリー」が導入されており、芝だけでなく樹木や池の波の揺れまでリアルに再現されています。
コース数が豊富なだけでなく、リアルなグラフィックで描かれたコースを楽しめるのはいれしいポイントです。
一人で練習するだけでなく、数人とラウンドを楽しむこともできます。
多彩な練習モードでスコアアップ
最大420ydまで計測できるドライビング練習をはじめ、ドロー、フェード、Par2、コース練習など10種類の練習モードが搭載されています。
また、スイング動画を前と横から撮影されているため、自分のスイングを映像でチェックすることもできます。スロー再生やコマ送りだけでなく、基本のスイング映像がCGで映し出されるため、自分のスイングと比較しながらチェックすることができます。
シミュレーションゴルフ一つで、様々なクラブ、状況の練習をすることができるため、効率よく上達することができます。
標準で左右打ちが可能
ボールを読み取るセンサーが天井にあることで、足元に障害物がありません。
ボールをスイングプレート上どこに置いてもセンサーが反応するため、レフティーの方でも不自由なくプレーすることができます。
シミュレーターによっては、センサー位置を左打ち用に変更したり、右打ちしか対応していない機種もあるため、どなたでも楽しむことができるのもポイントです。
TYPE-R
次に紹介するのは、初心者・中級者向けのラウンドプレー中心シミュレーター「TYPE-R」です。
「TYPE-S」との性能を比較すると、多少性能や精度が劣ってしまう部分はありますが、導入コストを抑えることができ、シミュレーションゴルフを十分に楽しむことができるシリーズです。
2台のウルトラカメラセンサーで92.4%の打球再現率
TYPE-Rは2台のウルトラカメラセンサーでクラブやボールの動きを計測し、打球の再現率は92.4%を誇ります。
6台のカメラセンサーで計測しているTYPE-Sと比較すると多少数値は下がりますが、打球の再現率が80%代の機種もまだ多いため、決して悪い数値ではありません。
また、TYPE-S同様にセンサーが天井に設置されているため打席の周りの障害物がありません。
搭載コースは国内外合わせて150以上
搭載されているコース数はTYPE-Sと同じく150コース以上あり、インターネットに接続しておくことで年間で5~10コースが自動で追加されます。
また、TYPE-S同様にグラフィックエンジンはハリウッドでも使用されている3D技術の「スピードツリー」が導入されているため、芝だけでなく木や池の波の動きまでリアルに再現されています。
ラウンドプレーに重点を置いているTYPE-Rであるため、グラフィックや搭載コース数に力を入れている仕様となっています。
TYPE-S同様の多彩な練習モードが搭載
TYPE-Sと同じくドライビング練習、アプローチ練習、パット練習、Par2、コース練習など10種類の練習モードが搭載されています。
もちろんスイングは前と横から撮影されているため、スロー再生や、コマ送りなどをして分析することも可能です。
練習モードはTYPE-Sと変わらない練習を行うことができるため、廉価版であっても十分な性能を備えています。
５坪あれば設置可能
TYPE-Rは天井高2.8m以上、スクリーンの横幅2.8~3.2m、打席からスクリーンまでの距離は2.5~3.5mの5坪の広さがあれば設置することができます。
そのため、自宅の一室や、限られたスペースにシミュレーターを設置する際に大きな場所を必要としません。
ゴルフシミュレーター以外にも、スクリーンを使って映画鑑賞やテレビゲームをすることもできるため、プロジェクターとしても活用することができます。
TYPE-D
3つ目に紹介するのは、練習専用機として開発された「TYPE-D」です。
TYPE-Sの廉価版として発売されましたが、性能を極力維持しつつ価格を抑えた高性能モデルです。
練習機能が充実しており、弾道測定機能やクラブフェイスの動画、スイング分析など、技術向上のために必要な機能が搭載されています。
TYPE-D用のセンサーで95%以上の打球再現率
TYPE-D用に開発されたスピンⅢセンサーにによってボールのスピン量を正確に測定しています。フックやスライス、ドロー、フェード、バックスピンなど打球の再現率は95%以上です。
こちらもTYPE-S、TYPE-R同様に高い再現率誇る、優れたシミュレーターと言えるでしょう。
TYPE-DもTYPE-S、TYPE-R同様にセンサーが天井に設置されているため打席の周りの障害物がありません。
スイングを細かく分析可能
練習専用機として開発されたこともあり、クラブヘッド、スイング全体の映像、打球のデータなど細かな分析をすることができます。
自分のスイングを可視化できることにより、スイングの修正ポイントが見えてくるため、自分でのポイント確認やレッスンで利用するには最適なシミュレーターです。
ラウンドモードは170コースから選択可能
オプションではありますが、170コースのラウンドプレーも可能です。
打ちっぱなしのように練習するだけでなく、実際のコースの中で様々な場面を想定しながら練習することができます。
より実践に近い形で練習できるため、効率も大幅に上がります。
レンタル料金
では実際にシミュレーターを導入する際のリース料金を確認していきます。
こちらはあくまで導入のみの価格となるため、導入に必要な工事費やオプションを加えると価格が変動します。
導入の際にはメーカーから見積もりをとって確認するようにしましょう。
| TYPE-S | TYPE-R | |
| 月額リース料金 | 144,000円 | 75,000円 |
| リース期間 | 5年 | 5年 |
TYPE-SとTYPE-Rには約2倍ほどの差がありますが、TYPE-Rであってもシミュレーターとしての性能は十分高いものです。
導入する際にどのポイントを重視するかで機種も変わってきますので、金額も一つの参考としてください。
まとめ
OK ON GOLFの３機種について紹介をしてきました。
他社メーカーでは扱っているシミュレーターが1種類のみというところもありますが、OK ON GOLFでは使用目的に合わせて3機種を取り揃えております。
どの機種にもそれぞれ特徴があるため、使用目的や重視するポイントにシミュレーターを選んでいきましょう！
公式サイトから資料請求もできますので、資料を確認して検討することをお勧めします。
他社のゴルフシミュレーターと比較をしたい方は、下記サイトにOK ON GOLFを含めた最新シミュレーター８選を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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ぜひ自分に合ったシミュレーターを見つけて、シミュレーションゴルフを楽しんで利用してみましょう！
