【GOLFZON】日本国内シェアNo.1！精度抜群のゴルフシミュレーターを徹底解説

数あるシミュレーションゴルフのシミュレーターの中でも、人気の一つのなっているのがGOLFZONから発売されているシミュレーターです。
日本で導入店舗が多いこともあり、シミュレーションゴルフを体験した方であれば目にする機会も多いのではないでしょうか。
今回はシミュレーターを開発しているブランドの中でも、GOLFZONについて紹介をしていきます。自宅や店舗に設置を検討している方、どのシミュレーターを選んで練習するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

Contents

1 GOLFZONとは？
2 ラウンド体験に特化した『VISION』
3 レッスン・練習に特化した『GDR』
4 まとめ

GOLFZONとは？

GOLFZONは韓国に本社を構えており、2000年に設立されました。
韓国ではゴルフが非常に人気スポーツとなっており、多くの人々がゴルフのプレーを楽しんでいますが、練習場の少なさが問題となっておりました。
そこで、場所や面積の制約が少ないシミュレーションゴルフが発達していき、今ではプロリーグがテレビ放映されるなど、シミュレーションゴルフは韓国のゴルフスタイルとして一般的になっています。

その中でも、GOLFZONは企業として大きな成長を続けており、今では国内最大のシミュレーションゴルフ施設となっています。韓国国内には至る所にGOLFZONの施設があり、2年中無休で24時間ゴルフを楽しむことができています。

GOLFZONのシミュレーターには大きく分けて2つのシリーズがあります。
・ラウンド体験に特化した『VISION』
・練習やレッスンに最適な『GDR』

では、それぞれのシミュレーターについて説明をしていきます。

ラウンド体験に特化した『VISION』

まずはコース体験に特化した『VISION』を紹介していきます。
『VISION』シリーズには日本で導入の多い『VISION Plus』と、後継機として2022年8月に販売された『TWOVISION Plus』の2機種があります。
ただし、『VISION Plus』は2023年1月に販売停止となっているため、新規での購入はできません。

『VISION』シリーズはコース体験に特化したシミュレーターとなっており、搭載コース数が他機種と比較しても圧倒的に多いところが特徴です。
ソフトウェアのアップデートごとに搭載コースが増えているため、これからさらにラウンド体験できるコースは増えていくと思われます。
では、主な特徴について説明をしていきます。

世界中の名門コースが240以上搭載

『VISION』シリーズには2023年1月現在で、全世界240 以上のコースが導入されています。
ゴルフの聖地と呼ばれるセントアンドリュースやフジサンケイレディスクラシックの会場として有名な、川奈ホテルゴルフコースなど世界の名門コースを楽しむことができます。
2021年11月の時点では210コースであったため、1年少しで約30コースが追加されました。
まるでツアープロになった気分でコースのラウンドをすることが可能です。
1台のシミュレーターで最大6人までラウンドができるため、大人数でのラウンド体験も可能です。

美麗なグラフィックのリアルなコース

『VISION』シリーズでは、天井にある2つのセンサーによってクラブの軌跡やボールの動きを細かく測定してリアルな打球を再現しています。
そのため、屋外で打っている打球と遜色ない軌道がスクリーンに映し出されます。

『TWOVISION Plus』ではさらに、「ディボットセンシング」と呼ばれる高性能センサーを搭載しており、ヘッドの挙動やボールの起動、インパクト時の角度を同時に測定出来る技術が追加されることで、測定精度がより向上しております。

『VISION Plus』であっても十分高性能なセンサーで測定をしているため、精度が著しく劣るということはありません。

高速カメラセンサーで打球をリアルに再現

美麗なグラフィックでコースを再現するため、次世代ゲームエンジン「Cryengine2」を使用しています。
実際のコースと見比べてみても遜色のない、再現度の非常に高いグラフィックです。

また、高性能ドローンを使ってコースの細かな地形を撮影しており、各ホールの傾斜などは忠実に再現されています。
シミュレーションゴルフでありながら、まるで本物のコースを回っているような感覚に近づける工夫が細部に行き届いています。

よりリアルな感覚でコース体験ができることで、実際のラウンドに近いイメージを持つことができます。

様々なアンジュレーションを再現するデュアルプレートを搭載

こちらは最新機種の『TWOVISION Plus』で使用できるセッティングです。
実際のコースをラウンドしていると、平坦な場所で気持ちよくショットを出来る場所は少なく、多少は傾斜のある足場から打つことが多いと思います。
そこで『TWOVISION Plus』では、足場に設置されているデュアルプレートが動くことで、より現実に近いライを再現をしました。

また、バンカーやラフも浅いラフ、深いラフ、浅いバンカー、深いバンカーを再現したマットが用意されており、より実戦的なプレーを体験することができます。
『VISION Plus』でも、バンカーやラフは再現されているため、ショットの感覚は十分に実践に近づけることができます。

ネットワークプレーで全世界のプレーヤーとラウンド可能

「VISION」シリーズでは全国大会や店舗オリジナルで開催している大会が頻繁に開催されています。
開催期間が1日の大会や、1ヶ月以上開催継続している大会があるため、自分のタイミングに合わせて腕試しをすることができます。
参加方法は操作画面のメニューにある「GLF」のアイコンをタップしてエントリーすることができます。

また、『TWOVISION Plus』では世界中のゴルファーとリアルタイムでラウンドが可能となりました。TWOVISION Plus同志であれば、世界のゴルファーと腕試しをすることができます。
これから『TWOVISION Plus』が普及することで、世界中の人が集まる大会が開かれるかもしれません。

豪華賞品がもらえる大会もあるようですので、ぜひチャレンジしてみましょう。
大会の開催情報はGOLFZONの公式HPからもチェック可能です。

オリジナルコース体験もできる

『VISION』シリーズでは世界中のコースだけでなく、東京タワー目前に作られたコースや、渋谷駅前に作られたコースなど仮想のコースをた体験することもできます。
グラフィックの美しさと相まって、よりリアルな風景の中でゴルフをすることできます。

少し遊びごごろのあるコースを体験してみることも面白いですね。

レッスン・練習に特化した『GDR』

『GDR』は練習やレッスンに特化したシミュレーターとなっており、ゴルフの技術向上を目指すための機能が備わっております。

『VISION』シリーズとは異なり、前後に1台ずつカメラを設置することで、様々な角度からスイングの分析ができます。
また、ハイスピードカメラを使ってスイングの起動や打球を正確に測定し、細かいデータの測定が可能です。
2022年10月には、最新機種である『GDR Plus』が発売され、AIを使ったより精度の高い測定ができるようになりました。
ラウンドよりも、上達するために集中して練習する際に最適なシミュレーターです。

高解像度カメラセンサーで打球をリアルに再現

『GDR』のセンサーはVISIONシリーズのように天井ではなく足元に設置されています。

高解像度センサーによって打球を超高速撮影することで、ショットを正確に測定できるようになっています。
速度や方向、スピン量などを細かく測定することで、実際の球質に限りなく近い打球をスクリーン上に再現することが可能です。
また足元から撮影することで、クラブの入り方や角度など、天井のカメラでは撮影できない映像も確認することができます。

豊富な練習モードを搭載

『GDR』は練習やレッスンに特化していることもあり、練習モードのバリエーションが非常に多いです。

ドライビングレンジの練習だけでなく、ショートゲームやスイング固めのための練習、コースマネジメントの練習など、自分の課題や目標をクリアするための練習メニューがそろています。
また、世界の名門コースの搭載もあるため、ラウンド練習も可能です。
ゲーム感覚で練習ができるため、飽きることなく楽しく続けることができる工夫が随所にあります。
パター練習もカバーしており、距離感を合わせたり、練習の機会が少ないロングパットの感覚を養うこともできます。